プログラミング教育について〜プログラムを学習するわけではない〜
近年「プログラミング教育」という言葉が盛んに叫ばれていますが、ちょっと調べてみました。
文部科学省のサイトから、こちらのPDFを参照することができます。以前、プログラミング教育では「プログラミング的思考」を学ばせるというような意図が記載されていましたが、「プログラミングを学ぶ」ような内容になってきているように思います。
実際
上記のリンクにあるPDFは文部科学省のサイトより失敬してきたものですが、「プログラミングを通して学ぶ」とか「プログラミングの楽しさを学ぶ」などあり、「エンジニア不足解消」の意図が見え隠れするのがちょっと気になりますが、いづれにしろ「プログラミングの考え方」は身につけておいて、無駄になるものではないので良いことだと思います。
自分の場合は、このプログラミングの技術を身につけて仕事をしていますが人生の上でも「計画」〜「実行」までに「どのように考えを落とし込むのか?」に対する理解が深まったので、有意義に人生を過ごせているように思います。
駄菓子菓子But
しかし、教育する側の人間はどうなるのでしょうか?自分は先生業をしているわけではないのでわからないのですが、「先生」は「エンジニア」ではないので「プログラミング」を深く理解していないだろうし、そんな学習コスト(勉強時間)などありはしないと思います。
「教育の手引き」というのがあったのでそれを眺めてみると、PCを持っている家庭向けの内容が書かれていました。学校でタブレット〜PCなどを配るのでしょうか?
まぁ多少の不安もありますが、ここで大切なのは以下のキーワードだと思います。
- 「面白い」
- 「これをやるためには?」
- 「どうすれば、解決できるだろう?」
- 「作ってみよう」
- 「チームでやる」
大人になってから必要になることばかりを考えても上記のようになると思います。
まずは、「動機」「やる気」がないと何も始まらないし、学習効率も悪い。なので「面白い」を大切にしてあげたいと思います。
「面白いから」世界の最先端技術までも理解してしまう子供が、たくさん出てきそうでちょっと楽しみでもあります。
しかし、上記の疑問に答え、面白さを伝えるためには「技術力」と「経験」が必要であり、はっきり言って学校に先生には無理だと思うし、その部分を学校の先生に求めるのは筋違いだと思います。
じゃーどーするか?
正直のところ「言うだけ」のレベルになってしまいます。日本全国にあるであろう「Coder Dojo」も月に数回あるようなところに通うことが難しい地域もあるのでここら辺の「地域ぐるみ」での「何か?」がないとどうにもできないような気がします。
我々、ITエンジニアとしても「人材の育成」には力を入れていますが、「やりすぎる」とか「シゴキすぎる」など気をつけなくてはいけないので、時間を短縮するなどができないし、適当な余裕がないとまた、これも叶わない。。。
とりあえずは、インターネット経由での何かしらの手段で教育ができれば良いのですが、ビデオ・チャットなどによる教育も悪くないと思います。
探せば、あの手この手があるので「手段」としてはなんとでもなるのですが、如何せん「人」と「人」のつながりがうまくいかないように思えます。
藪から棒に人を信頼するのも危ないのでなんとも言えない時代ですが、なんとかこの「技術を教えたい人と学びたい人」をつなげられる仕組みがあると良いのだろうなと思うし、現状すでにあるのだろうと思います。
探してみると近くにあるのかもしれませんね。
となれば、学校の先生たちをバックアップする仕組みが必要ですね。
これは。。。もうすでにあるようです。まぁ当然か(笑)
取り越し苦労だったようで。。。。
でも、地域でそこらへんのバックアップをしたいなぁなんて思いもあるんだがなぁ。。。
自分も地元にCoderDojoを作ろうかな?
お後がよろしいようで。。。
でわでわ。。。