プログラミングエッセイ〜システム屋の仕事を知る〜
前回は、IT業界へ転職(ガテン系からの転職でした)の話をベースに「勉強すればなんとかなる」ということを言いたかった次第です。そして、天狗になってもその鼻はすぐに折られるという話でした。
火炎現場の洗礼
当時、自分が理解していたのはフレームワーク(Struts)の使い方とJavaプログラムの書き方ぐらいでした(今にして思えば。。。)
初めて行った作業現場は燃え上がり、毎日終電で帰るような感じでしたが、それはエクセルに表示された10万件のデータの内容の整合性を取るなどの作業をしていた時でした。
当時の、自分の作業方法は「右のデータ(ファイル)と左のデータ(ファイル)を見比べる」というものでした。
ちなみに現在の自分は、十件を超えた時点で自分はもうデータを見比べる気になりません。
そして、数日たった頃に大手企業の社員さんが自分に次のように教えてくれたのでした。
「君の仕事の仕方はいかん!システム屋なんだから『システム(プログラム)』を使わんといかんのだよ。」このように言葉をかけてもらい「エクセル関数」と「Shellスクリプト」の基本を教えてもらいました。
そこらへんから終電で帰ることもなくなり、仕事をするのに、仕事を終わらせるために
「プログラム」を使用して時には自分で処理ツールを作成してデータの整合性を取るなどの作業を行うようにしました。
しかし、基本を習ったからといえなんでもできるわけではないので勉強しながらいろんなものを使用して作業の効率化を行いながら仕事をしていきます。
つまり「作業をプログラム(パソコン)に行わせるにはどうしたら良いか?」を考えながらやるようになったということです。
ポイントはプログラム(システム)は人間みたいに柔軟には動きませんが、プログラムに書いた通りにしか動かないのでその通りに動くことを確認(テスト)して実行してやれば10万行のデータだろうが100万行のデータだろうが作業量は変わらないのです。
システム屋の仕事
上記のように「何をどうして、結果を出すか?」というのを考えて、それをPC(プログラム)にやらせる。そうすることで「作ればいくらでもある作業」を短時間で正確に実行することができます。
もちろん、手作業でやったほうが早い場合は手作業でやります。
このように作業を行うためには以下のようにやります。
- 目的を明確にする
- 目的を実現するまでの手順を一覧にする
- 手作業で行う場合の実行手順を確認
- 確認した手順をプログラムで再現する
- 作成したプログラムをテストする
- あとは何回でも同じ作業はダブルクリックで行うことができる
このように、作業を行なって定時に帰るのが自分の中ではベストだと思います。
ちなみに再起は定時で帰ることが多いです。
そして、定時で帰るためには日々何かしらの学習を行なっていることが大切なのだと思います。
でわでわ。。。