Shellスクリプト 基本 〜はじめの一歩、ハローワールド〜
ラズパイの環境設定などに使用できるShellスクリプトを学習し始めます。
Shellでもやっぱり「ハローワールド」をやります。
Shellでのハローワールド
Shellでやる場合、echoコマンドを使用します。がその前に。。。自分は作業用PCとしてMacを使用していますので、実際に設定をするマシン=ラズパイにSSHでログインしてからの作業になります。
ラズパイへのSSHログインに関してはこちらの記事を参照してください。
そしてハローワールドですが、以下の様に叩きます。
>echo Hello World
この「echo」コマンドでは変数だったり文字であったり、色々と表示できます。
ちなみによく使用するのは「環境変数の中身を見たいとき」です、下の様に叩きます。
>echo $PATH
そして、これをファイルに出力したいときなどは下の様に叩きます。
>echo $PATH > text.txt
この様に叩くことで、出力結果を「text.txt」ファイルへ出力します。
ちなみにラズパイにはRaspbian(OS)をインストールしているので実行するコマンドはLinuxコマンドになります。結局はUnix系のコマンドということですかね。。。
ファイルパーミッション
コマンドを使用していてよく躓くのがこれです。「ファイルが開かない!」「参照できるはずのライブラリが動かない!」などのトラブルがあった時にはここら辺も疑ってみるのが良いと思います。
ファイルパーミッション(FIle Permission)はファイルの権限という意味です。具体的には下の様にコマンドを叩くと確認できます。
>ls -l
結局のところは「ls」コマンドにオプションの「-l」をつけたコマンドになります。
そして上の「-rw-r--r-- 1 pi pi 46245 Sep 30 2018 CmdRPG.jar」の部分に「-rw-r--r--」の部分があります、これが権限を示す部分でここのページを参考にすると以下の様になります。(とてもわかりやすいので失敬しました。)
上記から
-rw-r--r--
は、
「ファイル種別」が「ファイル」であり、
「所有者」に「読み取り」と「書き込み」の権限があり、
「所有グループ」に「読み取り」の権限があり、
「その他」に「読み取り」の権限があることを示しています。
drwxr-xr-x
は、
「ファイル種別」が「ディレクトリ」であり、
「所有者」に「読み取り」と「書き込み」と「実行」の権限があり、
「所有グループ」に「読み取り」と「実行」の権限があり、
「その他」に「読み取り」と「実行」の権限があることを示しています。
なるほど、そいうことか。。。
こんな感じでコマンドを実際に叩き、実行結果などを見ながら記載していきます。
でわでわ。。。