Takunojiのプログラミング・プレイグラウンド(遊び場)

Javaプログラミングを基本にして、ゲーム作成に必要なことの調査結果、やったら面白そうなことなどを記載します。プログラミングのススメ的なことも記載します。プログラミングで楽しく遊ぶために色々と記載して行きます。

ラズパイ 環境構築 〜LANの設定を行う〜

今回は、ラズパイのネットワーク設定(LANケーブル使用)をやります。以前wifiの設定を行った時に使用したコマンドはこちらの記事に記載しました。

ネットワークコマンド

まずは、自分のラズパイ設定(ネットワーク)の確認を行います。久しぶりに触るので。。。

ifconfig

単純に「ifconfig」とターミナル(コマンドプロンプト)で入力するとネットワークインターフェースの一覧と各IPアドレスなどの情報が見れます。

自分のラズパイ上で実行してみるとネットワークインターフェースの一覧部分に「lo」と「wlan0」しかなく。。。こちらのサイトを参考に設定ファイルの修正を行いました。

ip aコマンド

ラズパイ上で「ip a」と入力してエンターキーを押下すると起動しているネットワークインターフェースの名前が一覧できIPアドレスも一覧できます。

lo: ループバック(自分のPCを指すIPアドレスのこと)

eth0: ほとんどのPCではLANケーブルを使用したネットワークインターフェースの名前

wlan0: wifiで使用しているネットワークインターフェースの名前

/etc/dhcpcd.congファイル

参考サイトには下の様に記載があり、その様に修正して見ました。書き方ルールは以下の通り

interface eth0
static ip_address=[設定したい固定IPアドレス]/24
static routers=[デフォルトゲートウェイIPアドレス]
static domain_name_servers=[DNSサーバーのIPアドレス]

固定IPアドレス」の部分に関しては、192.168.XXX.XXXの様に記入します。

自宅などのネットワークでは192.168.XXX.XXXの様になっているのでこの様に記載します。

細かいネットワーク関連の記事に関しては、こちらを参考にしました。

自分の設定ではLANのネットワークが起動時に動いていなかったので、動く様に設定を変更することにします。

ラズパイのネットワーク設定

「/etc/network/interfaces」が設定ファイルになります。なのでこのファイルの内容を確認してどの様になっているか見てみます。

ラズパイから以下のコマンドを入力して内容を見て見ます。

> cat /etc/network/interfaces

catコマンドで表示した後に「動かない」となったら「ctl + C」とかESCを押下してから「q」を押下するなどすれば元のコマンド入力に戻れます。

そして、自分のinterfaceファイルの内容は

iface eth0 inet dhcp

#address 192.168.0.88

の様にコメントアウトされていたので(自分でやった様にも思う。。。)これを戻します。つまり「#」を削除してコメントアウトしない様にします。

そしてラズパイを再起動、ラズパイ起動時にネットワークが起動しないと意味がないので「reboot」コマンドで再起動します。

ちなみに、テキスト編集に使用するのは「vi」(リンクは操作方法一覧)を使用しました。これはapt-getでインストールできます。「nano」を使用するのもありです。

SSH接続できなかった理由

早い話が、LANケーブルのネットワークが動いていなかったからでした。

なので、ラズパイのLANネットワークインターフェースの名前「eth0」をラズパイ起動時に動く様に設定します。

まとめ

<繋がらない理由>

・LANケーブルのネットワークインターフェース「eth0」が起動していなかった

SSHサーバーの起動設定をしていなかった

<対応>

SSHサーバーの設定をする

  1. ラズパイを起動して、「raspi-config」のコマンドを叩く
  2. SSH設定の部分を開きSSHサーバーを動く様に設定(ここを参考にしました)
  3. RPi再起動

・ネットワークインターフェースの設定

  1.  /etc/network/interfacesを開き以下の様に設定する
    もともと記載している設定に「auto eth0」の記載があるか確認
    全体的に下の様な感じです。
    auto lo # ループバックIPを自動起動
    iface lo inet loopback
    
    auto eth0 # eth0を自動起動
    iface eth0 inet static
        address 10.11.12.13
        netmask 255.255.255.0
    
    allow-hotplug ra0
    iface ra0 inet dhcp
    wpa-conf /etc/wpa.conf
  2. 再起動して「ip a」コマンドを実行しeth0が起動していることを確認する
    確認するポイントは「eth0」と書いてあるところに「192.168.XXX.XXX」の様にIPアドレスが表示されていることを確認する

やってみるとしたの様にMac(PC)からアクセスすることができました。

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ラズパイにSSH接続

ちなみに、一番てっとり早いのはラズパイの画面を見ながらIPアドレスを確認して接続するのが一番です。ラズパイのIPアドレスを確認してしまえばあとはそのIPで接続します。

ssh ラズパイのユーザー名@IPアドレス」の様に入力してアクセスします。

具体的には「ssh pi@192.168.XXX.XXX」の様に入力します。接続するIPが192.168.0.1であればその様に入力します。

 

でわでわ。。。