Takunojiのプログラミング・プレイグラウンド(遊び場)

Javaプログラミングを基本にして、ゲーム作成に必要なことの調査結果、やったら面白そうなことなどを記載します。プログラミングのススメ的なことも記載します。プログラミングで楽しく遊ぶために色々と記載して行きます。

テキストRPGを作る〜まずはRPGについて知る〜

イントロダクション

前回は、UMLの書き方をやりました。クラス図の書き方をなんとなく理解できたと思います。

それでは、作りたいものを作るために必要な情報を揃えていこうと思い今回のタイトルがつきました。「テキストRPGを作る」です。

テキストRPG

テキストRPGと言って「???」と感じる方も多いと思います。世間にあるRPGはテレビゲームで「画面」ありきのものになっています。

しかし、時代を逆行してみると現代の「TRPG(ボードゲーム)」のようにノートとえんびつ、サイコロを使ったゲームであることがわかります。当然インターネットで調べました。

ja.wikipedia.org

タイトルがコンピュータRPGとありますが、これも入り口です。

ja.wikipedia.org

そして、古本屋に行ってそれらしき本も購入しました。

タイトルは「RPG人名録」です。残念ながらこれに関する情報は「通販」の情報しかありませんでした。


本の書き方として、すごく新鮮に感じました。この本の「前書き」には作者が「記録院次席記録官」という役職を持ったRPGの世界で役職を持っていて、そこに住んでいる吟遊詩人に話しかける、というところから始まっています。

RPG人名録を読む

以下のゲームに登場するキャラクター達の名前、及び、そのキャラの心情や様子などのゲームから読み取れるであろうことを記載していました。

そして、以下の項目を挙げてキャラクターのイメージをプレイヤーが描きやすいようにしていると思われます。

  • 血液型
  • 星座
  • 年齢
  • 性別
  • 出典:登場するゲーム
  • 出現場所:対象ゲームの中の出現場所
  • 出身地:対象ゲームの中の出身地
  • 身体の特徴
  • 性格
  • 恋人:恋人の有無など
  • 得意技
  • 資格など
  • HP / MP
  • 好きな色
  • 好物
  • 宿敵

これだけ並んでいるとなんとなくですが、対象のキャラクターが、頭の中で描けそうです。フムフム。。。

中を読んでみると、漫画のような感じではありますが、(ゲームの)背景も合わさってそのキャラクターが描かれていますが、如何せん1〜10まで全てが書かれているわけではないので、その未記載の部分は「想像」するしかありません。

この「想像」する部分が面白いのかもしれません。もしこれが、TRPGとか昔のRPGだったとしたら自由に、容姿、能力、周りとの付き合い方などほぼ全ての要素を「創造」してゲームをプレイすることになります。

フムフム。。。

しかし、出典を見るとテレビゲームのようです。

しかしながらそのうちの何本かは「ロールプレイングゲーム」テレビゲームではないものが土台になっているものもあります。ウィザードリィなんかはローグライクゲームとして有名ですし、ローグというゲームは元祖ロールプレイングゲームなのでしょう。

下の本でも「殺伐としたダンジョンだけが全て」という文章がありました。

 あとがきにについて

出版は1989年、BNN社からの発行でした。平成元年です。もちろんWikiで調べました

この時代の文章なんだな。。。と思いながら読むと「なるほど」と思うところもあります。

ロールプレイングゲームRPGという略語のない時代ロールプレイングゲームはプレーヤーに「冒険」を提供していました。「冒険」に出る準備はマニュアルを読んで理解するところから始まるようでした。今もそうですが、テレビゲームではソフトを購入して即プレイが可能です。

この「マニュアルを読んで」の部分が不要な分だけ、プレーヤーの頭の中でゲームの世界があまり構築されていないように思えます。逆にプレイする中でどんどんゲームの世界に入っていくのかもしれません。

兎にも角にも、参考になる一冊でした。

 

## まとめ

  • 箇条書きで、特徴を列挙するような形でのキャラクター作成 
  • ある程度、挿絵を入れたような世界観の紹介(提示, TRPGのように)
  • マニュアルを読み込むのと同じような効果を期待できる何か?

これらの要素がテキストRPGには必要だと思いました。

 

でわでわ。。。